小豆(あずき) の豆知識とお取り寄せ情報
小豆を煮るとお正月がくる?
管理人宅ではだいたい毎年年末27日に小豆を煮ます。このときはお正月用なので大納言小豆です。
年末、小豆を煮るとお正月が来るんだなあという気がするから不思議なものです。
お雑煮もよいけれど、やはりぜんざい・お汁粉がなくちゃという甘党の方も多いようで、年末のスーパーには小豆缶が山積みになりますが、やはり自分で煮るとおいしさひとしおです。
小豆って、意外に簡単に煮ることができるんです。
スポンサード リンク
小豆の赤い色はおめでたさの印
赤い色の食べ物はおめでたいものとされることが多いですが、小豆はその筆頭ではないでしょうか?
お正月には作りませんがお赤飯はおめでたい時に必須のものですし、お正月は小豆を煮て「ぜんざい」や「あんころ餅」を召し上がるご家庭も多いです。
さらに、三が日がすぎて松がとれ...小正月にも小豆がゆとしていただきます。
さて、その小豆ですが、大粒品種が「大納言」、中粒品種が「中納言」と呼ばれます。実は品種はさまざまあるのですが、市場に出回るときはほとんど区別されません。
大粒で見栄えのよい大納言小豆は価格もちょっと高くなります。
栄養満点な小豆をお正月にどうぞ
小豆はとても栄養価の高い食品で、高タンパクでミネラル豊富で食物繊維も豊富、さまざまな健康効果から、薬膳にも多く利用されます。
小豆はそのまま煮るとえぐみが強いので十分にあく抜きすることが煮かたのコツになります。
新豆ならば意外に短時間で煮上がりますので、一度挑戦してみてはいかがでしょう?
煮小豆は冷凍できます
煮た小豆はご家庭の冷凍冷蔵庫で冷凍保存が可能です。
あまりそうだったらちょっと水分を飛ばし加減にして(つぶしあんに近い状態に)ジップロックなどに小分けして冷凍してしまいましょう。お好きなときにお汁粉をいただくことができます。
関東と関西で「ぜんざい」の意味が違う?!
ところで、お汁粉とぜんざいの意味、これが関東と関西では違うというのをご存じですか?
関東ではこしあんのお汁粉が一般的に「御前汁粉」とよばれ、粒の入ったものは「田舎汁粉」と呼ばれます。そしてぜんざいは餅や粟に餡をを掛けたものをいいます。
それに対し関西では関東の御前汁粉をお汁粉と呼び、関東の田舎汁粉をぜんざいと呼びます。関東のぜんざいにあたるものは関西にはない(ぜんざいの濃い物といったとらえかた)ということです。
新婚のご夫婦で出身地が遠い場合など、こういった違いでお正月早々ケンカにならないようにご注意を!
小豆のお取り寄せ
特段気をつける事はないのですが、新豆を買い求めたほうが煮るのに手間がかかりません。ですから、小豆を買い求める際は、収穫年度をきっちり表示しているお店で買うのが無難です。
500g~1kg程度を買うのでしたら、メール便配送ができるショップでの購入or送料が無駄にならないついで買いがおすすめです。小豆はお米屋さんや乾物屋さんで取り扱っていますので、少量であればお米や乾物と一緒に購入してしまうと無駄がありません。
1キロ以上でしたら専門店で購入するほうがお買得なことが多いです。
粒が大きめの大納言小豆は見栄えも良く皮が破れにくいですが普通の小豆にくらべ概ね2~3割ほど値がはります。
大納言の中の大納言「丹波大納言」「春日大納言」
大納言小豆の中でも、老舗の和菓子屋さんが好んで使う「丹波大納言」「春日大納言」は別格の高級品種。
多くが兵庫県や岡山県で生産されています。
大粒にも関わらず皮が柔らかく、口当たりの良さが際立ちます。
価格もかなり高いのですが、出回り量は他の大納言に比べ非常に少ないですので手に入ったらラッキー
大粒の大納言小豆の方がお高くなります。ですので、管理人はお正月の場合ですと、こしあんにするなど粒の大きさの関係ない場合は中納言(小豆とだけ表示されているもの)を使い、ぜんざい用など粒残りが必要なもの用には大納言をつかっています。
幻の白小豆
白あんといえば白いんげん豆をを使ったものがほとんどですが、小豆の仲間で「白小豆」というものもあります。
生産量が少ないため幻の豆といわれ、お値段も張るのですが風味は格別です。
高級和菓子の原料としてよく使われています。
下は白小豆のぜんざい。
投稿者:狸穴猫
お餅 ともち米の豆知識とお取り寄せ情報< トップ >焼き鯛(祝い鯛)のお取り寄せは早めの予約で
正月食材お取り寄せガイド関連記事