お餅 ともち米の豆知識とお取り寄せ情報
お正月はやっぱりお餅
お正月につきものの食べ物の筆頭がお餅です。お雑煮にお汁粉、きなこ餅、からみ餅に磯辺焼き...お餅メニューはお正月には欠かせません。
また鏡餅など、お正月のしつらえにもなくてはならないアイテムです。
せっかくのお正月ですから、やはり美味しいお餅をいただきたいですね。
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お餅は古来神聖な食べ物
日本では説話でも餅が出てくるように、古くから餅が食べられていましたが、もち米でつくる餅はハレの食べ物であり、稲の神様の御霊(稲魂)が宿る神聖な食べ物とされてきました。
お正月にかぎらず、お祝い事でお餅が登場することが多いのはお餅が神聖な「ハレ」の食べ物だからなんですね。
お供えにお餅というのは、ほぼ日本全国にある風習です。
いろいろあるもち米の品種
もち米って、実は結構いろんな品種があります。
「こがねもち」「みやこがね」「わたぼうし」「ひよくもち」「きぬのはだ」「羽二重もち」「ヒメノモチ」「〆張りもち」「女鶴もち」「もちむすめ」「満月」「風の子餅」...
いくつご存じでしたか?
それぞれ特徴がありますが、コシがあると定評のあるのは「こがねもち」「みやこがね」でしょうか。白色のきれいさ、のびのよさであれば「ヒヨクモチ」「羽二重もち」もよいものです。
ちなみに「こがねもち」と「みやこがね」は実は同じ品種。宮城県で栽培された「こがねもち」が「みやこがね」として出荷されます。
幻の餅米
女鶴餅、〆張り餅は「幻のもち米」といわれる品種で、ほぼ出回るのは切り餅や丸餅がほとんど。それも出回り量が非常に少ないため、年末早くに売り切れていまうことが多いです。
少々お値段も張りますが、お餅は好き嫌いが少ないものですのでお歳暮にもよいかもしれません。
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美味しいお餅の基本は「水稲もち米100%」
お餅は基本的にはもち米を蒸してついたものですが、安価なものではもち米粉を原料として練ったものもあります。粉ではなく水稲もち米から作ったお餅の方が味は優れています。
さらに極端に安価な切り餅の中にはモチトウモロコシの粉や馬鈴薯デンプンをもち米粉にまぜて練ったものが出回っています。(実は管理人はまちがって購入してしまったことが一度だけあるんですが、はっきり言ってかなり味は劣ります)
お正月においしいお餅を食べるなら、原材料に粉類が含まれるものを避け、「水稲もち米」と表示があるものを選ぶのが基本です。
同じつき餅でも店の種類によって味が違うのが餅
水稲もち米を原料にしたものでも、お餅はかなり味の違いがあります。品種による差が大きいのですがそれだけではありません。
どういったお店のお餅かでつき加減が違ってきます。
全般的な傾向としては、和菓子屋さんの餅は比較的軟らかく伸び重視といった感じですが、お米屋さんの餅は硬めのつき上がりで、コシ重視といった感じが多いです。
お正月用お餅もエージレスパックなら早めに買っておけます
近年は真空パック、エージレスパックされるようになったため、年末ギリギリに出回る「生のし餅」を除いては、お餅は日持ちがする場合が多いですので、お取り寄せする場合は、早めに注文することも可能です。
のし餅や高級なお餅は早めの注文が吉
高級なお餅の販売は、実はお餅の専門業者がやっていることは実は多くないのです。
和菓子屋さん、お米屋さん、おかき・おせんべい屋さんが期間限定でやっていることが多いです。
そのため専門の業者に比べ、生産能力に限りがある業者さんがどうしても多くなります。
そういう事情もあり高級なお餅の年内配送予約は意外に早く、12月半ば前にはほぼ終了します。配送希望の時期が遅い場合でも早めに注文しておきましょう。
そうそう、お正月のおやつとして人気なのがかき餅ですね。さまざまな風味のお餅もまた楽しいものです。
お正月用のお餅をご家庭でつく場合29日はさけて
お正月用のお餅は餅つき器でつくという方もいらっしゃるでしょう。その場合もやはりおいしいもち米を選んでくださいね。餅をつく日取りは年末29日ですと「苦がつく」となってしまいますので避けます。
ところで管理人宅には餅つき器をがあるので年末28日に餅をつくことにしています。使うもち米は毎年「宮城県産みやこがね」です。
餅つき機...パン生地をこねる機能もあるので、案外年中活躍しています。
投稿者:狸穴猫
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