黒豆 の知識とお取り寄せ情報
黒豆はおせちの必須アイテム
お正月らしい食べ物の筆頭にあがるのが黒豆ですね。祝肴のひとつに数えられていますので用意する方も多いです。つやつやした黒豆をいただくと「無事に年を越せた」という実感が湧いてくるから不思議なものです。
そんな黒豆には、「今年もマメに過ごせるように」という意味合いがあるということです。
黒豆は大豆の一種
黒豆は皮の黒い大豆で、皮にはアントシアニンと呼ばれる色素がたっぷり含まれています。このアントシアニンは最近話題の「ポリフェノール」の一種ですので黒豆は健康的な食品でもあるのです。
時間はかかりますが、意外に簡単ですのでぜひ一度煮てみてください。ちょっと自慢の一品になりますよ。
黒豆の産地と品種
出回っている黒豆(黒大豆)は北海道産と兵庫県産、岡山産、熊本産が多いです。
人気の丹波篠山産黒豆
兵庫県の丹波篠山(たんばささやま)産のものは大粒で、煮あげるととても見栄えがするのと、もっちりとした食感がとても美味しい豆です。
面積あたりの収量が普通の大豆に比べてかなり少ないのと、栽培に手がかかることから非常に希少なものでもあります。
それだけにかなり高価ですが、やはり一度召し上がってみていただきたいのが丹波篠山産の黒豆です。
スーパーでは、お正月前しか出回りませんし、大粒のものは特に出回り量が少ないため売り切れもはやいものです。
丹波種の黒豆を他の地域で栽培したものも多く出回るようになりました。丹波産のものに比べ若干価格が控えめです。国内ですと岡山産、熊本産が、海外のものですと中国産が多いです。
岡山の美作は、丹波と並び非常に優秀な黒豆を産出する地域です。
さらに希少性の高い「和知黒」
丹波種の黒豆の中でも京都府の和知産のとっておきの黒豆が「和知黒」というブランドです。
出回り量がすくないのでなかなか入手できない高級黒豆です。
丹波黒豆の表面の白い粉は?
丹波種の黒豆は表面に白い粉がふいています。これは自然のロウ分でぶどうの表面について白いくもりと同じものですので安全なものです。
よく農薬では?と心配される方がおられますがその心配はありません。
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黒千石大豆
栽培期間が通常の黒大豆よりも長く、栽培に手間がかかるために一時絶えそうになったものの、奇跡の復活を果たした品種だそう。
北海道産光黒大豆
北海道産のものは「光黒」という品種が多く、つやつやとした黒光りが美しい黒豆です。
丹波種など大粒の大豆に比べると粒は小ぶりですが、お財布にうれしいお手頃価格です。
クロダマル
丹波種(新丹波黒)を品種改良して暖地むけにした大粒黒大豆の新品種。
まだ出回り量はすくないようですが、今のところお値段も控え目です。
黒豆を煮るときのポイントは?
黒豆の一袋は高価な丹波黒豆では150g程度から売られていますが、やはり煮やすい量というのがあります。
最低でも200gは一度に煮ないと水分の蒸発の関係からうまく煮るのは難しいです。できれば300gは欲しいところです。
黒豆は多めに煮ても冷凍できます
煮上がった黒豆はご家庭で冷凍が可能です。
ちょっと多めに煮ておいて小分けして冷凍しておくと、お弁当に入れたり、箸休めにと、けっこう便利です。
投稿者:狸穴猫
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