「礼文島の四季」のお試しおせちお取り寄せレポート
海鮮おせちのお試し版をお取り寄せ
礼文島の四季、お試しおせちはいかなるものか?
管理人は、以前から、「市販のおせち」とりわけ「通販おせち」に興味津々だったこともあり、今年はついにおためしおせちなるものを取り寄せて見ることにした。
そのターゲットの1つが「海鮮おせち」なるものである。
海鮮おせちとは、最近おせち業界で定番になりつつあるおせちの一種である。海鮮系メニューが豊富なこと。ものによってはカニなどが付属するものなどがある。
一体全体どんな品物なのか?はたして「おせち」として通用するようなものなのか?非常に興味があるところである。
楽天市場で「お試しおせち」を検索して引っかかるのはごく一般的なおせちがほとんど。その中に1つだけ「海鮮おせち」があった。
それが今回取り寄せた「海鮮工房 礼文島の四季」のお試しおせちである。
お試しおせちの中では、群をぬいて価格が高く、2990円(送料込み)という異色さ。
さてその全容をレポートしてしまおう。
発注から到着まで。
注文したのは9月の20日。その日のうちに注文確認メールが来た。
発送連絡も問題なく届き、発送の翌々日の26日昼前に、まいどおなじみの佐川急便のおにーさんが我が家の門を叩き、北海道の風を届けてくれた。
さて、梱包状態はこれ。
梱包を開いて中をのぞくとこんな状態。
結構量が多いですよ、はい。
ふむ、凍結状態は上々である。
8品目、それなりの量は入っているので「試す」には多いくらいの量が入っている。
まあ、価格が価格なので妥当なラインだろう。
はやる気持ちを抑え、まずは冷凍庫に放り込み、そこから2個ずつ冷蔵庫で解凍して食してみた。
礼文島の四季、お試しおせちを食してみる。
お刺身ホタテ(紅白)
珍しい赤いホタテである。
さて味は...というと、これがうまい。そこいらのスーパーでうっているホタテ貝柱に比べて、身がしっかりしているのはいうまでもないが、旨みが濃厚で、なおかつ生臭みがなく、心地よい磯の風味がほんのりと口に広がる。きっと鮮度のよい状態で凍結したんだろうなと想像しながら食べる。
紅白では赤の方が濃厚な味と言えなくもない感じ。
それまでホタテ嫌いだった我が娘(超味にうるさい)が「このホタテは美味しい」といって食べていたくらいだから、味は間違いない。
鮭角煮の生姜和え
ご飯が進むというのが率直な感想。なかなかうまい角煮である。しっとりとうまい具合に煮上がっているのは原料の鮭が良い具合なんだろう。
昆布〆たらこ
ほんのり昆布の香りが してこれまた美味。卵の粒の具合もほどよく、とってもご飯が進んだ。
サーモン昆布重ね巻
鮭の中骨部分を昆布で挟んで骨まで食べられるように煮込んだという一品。
噛むと軽く崩れる中骨の歯触りが何とも楽しい。いやはや、これもまたご飯が進む。
たこぼっちのやわらか煮
これ、実は食べ損ねました。
写真撮影後、「一切れ残してね」と言い忘れたがために、あっという間に晩酌中の旦那の胃袋におさまりました。柔らかく、美味しかったそうです。
数の子和え松前漬け
数の子松前というと醤油っけの強いものが多いなか、この品は、あまり醤油っけが強くなく、非常に上品な味付け。
濃厚な昆布とするめの旨みをまとって、数の子の味が引き立っているという感じ。ご飯にも酒の肴にもいけますね。
紅鮭の一口昆布巻き
これは美味しい昆布巻きでした。
礼文島の四季、お試しおせちの総評
さて、礼文島の四季、お試しおせちを全部食してみての感想。
まず、味の面ではAランクに属すると思う。「上等なご飯の友」「海鮮珍味」としてはまたとなく美味しい。(うん、ここの数の子松前とお刺身ホタテはまた食べたいと思います、はい。)
が、これ、おせちとなるとどうなんだろう?という疑問が多少わかざるを得ない。
かなり濃いめの味付けは、薄味のおせちに慣れている人にはちょっときついかもしれない。
お試しでない海鮮おせちには黒豆とかかまぼこも入っているようではあるが、ちょっとやはり引いてしまう部分がある。
というわけで
「これは海鮮珍味セットなんだ」
と割り切って購入する分には良いのかもしれないと思った次第。
投稿者:狸穴猫
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