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亥(猪/いのしし)にまつわる初詣スポット

 

干支、亥(い:いのしし)にまつわる初詣スポットに行こう

 

亥年の守護神は大物主命、守り本尊は阿弥陀如来となります。

亥年の動物とされるの「いのしし」です。

 

亥(いのしし)に関係する神社・お寺

霊獣としての猪

猪を山の守り神、霊獣としている地域は数多くあります。

古事記には、ヤマトタケルを滅ぼした、伊吹山の神である白猪が登場します(もののけ姫の「おっことぬし」のモデルとも)。

猪の毛、たてがみや牙などを魔除けのお守りとする地域もありますし、いのししの目をかたどった「猪目模様」にも魔除けの力があるといわれ、神社や仏閣はじめ、日本の伝統建築物には、あちらこちらにこの「猪目模様」が使われています(猪目模様について詳しくはこちら)。

  

和気清麻呂公を祀った各地の神社

和気清麻呂公と猪

その昔...平安遷都に大きな貢献をされた和気清麻呂公という方がいました。

公は奈良時代末期には道鏡事件という事件で、怪僧道鏡により足の腱を切られた上で大隅国への流罪にされてしまいました。

迫りくる刺客の魔の手を振り払いながら九州へと旅をする清麻呂公ですが、豊前国に入ると数百頭もの猪の群が現れてます。猪たちは清麻呂公の輿を囲んで守るように十里の道をすすみ、そのおかげで清麻呂公は無事に宇佐八幡(現在の宇佐神宮)へ参ることができたのだそうです。

そして、足を痛めていた公が猪に案内された霊泉につかると、不思議にも公の足は治り、再び歩けるようになったという逸話もあります。

清麻呂公を祀る神社には、狛犬に代わって「狛いのしし」が神社の左右を守っていることも多いです。

 

護王神社/京都市  (地図
「いのしし神社」という別名で親しまれる京都の中心部にある神社。もともとは高尾にあった神社ですが、江戸時代末期、孝明天皇が和気清麻呂公の功績をたたえ、正一位護王大明神の神号を授けられ、明治期には現在の鎮座地である御所のすぐそば蛤御門の前に遷座されました。
足腰の神様として人気
和気神社/岡山県 (地図
和気清麻呂公、そして和気氏一族の始祖を祀る古社。
足立山妙見宮ー御祖神社/福岡県北九州市 (地図
和気清麻呂公が足を癒した霊泉にほど近い妙見宮。足の癒えた公が足立山に登り北辰尊星妙見神に天皇の安泰と反逆者がいなくなることを祈ったところ、「汝の願いききいる」とご神託をうけ、その後道鏡は失脚し、公も都に戻ることができました。公にあやかった健脚お守りなどが授与されています。
宇佐神宮/大分県宇佐市  (地図
清麻呂公が道鏡事件で真のご神託をいただいたのがこの宇佐神宮(宇佐八幡)。摂社に和気清麻呂公を祀る護皇神社があります。

  

摩利支天を本尊とする寺院

摩利支天は、陽炎を意味する仏教の神様。疾風のごとく動き、自在の通力をもつといわれ、開運勝利の守護神として、楠木正成、前田利家、山本勘助、毛利元就など多くの武将が尊崇していました。

摩利支天と亥(猪)

摩利支天のお姿は1匹あるいは7匹の猪の上に立っている姿で描かれることが多いです。

    

摩利支天徳大寺/東京都台東区 (地図) 
年末の買い出しで有名なアメ横のど真ん中にある摩利支天。奉安される摩利支天像は聖徳太子の御手彫のものと言われます。関東大震災による火災、第二次大戦の戦火に堂宇が火災にあうも、尊像は焼失を逃れているというのですから、ご利益は相当なものかもしれません。
宝泉寺摩利支天/石川県金沢市 (地図) 
前田利家公が加賀入城の折りに、篤く信仰していた自らの守護本尊の摩利支天をお祀りする摩利支天堂を立てたのが創建とされます。その後二代前田利長公が金沢城の鬼門の向山に寺領を寄進し、堂宇をたてたのが現在の宝泉寺となります。
建仁寺禅居庵/京都市 (地図
建仁寺の塔頭の一つ、禅居庵にも摩利支天をおまつりするお堂があり、亥おみくじ、亥絵馬などが。
本法寺 摩利支天尊堂/京都市 (地図
大摩利支尊天の幟の建つお堂の前には鳥居があります。

 

愛宕信仰と勝軍地蔵と猪

勝軍地蔵は、甲冑姿で錫杖を持った勇ましい姿で描かれることが多いお地蔵様で、愛宕信仰の神様、愛宕大神(愛宕大権現)と同一とされます。軍神として多くの戦国武将に信仰した神様で、立ち姿もしくは馬にまたがった姿の像が多いのですが、その神使は猪なのだそう。

猪に乗った珍しい勝軍地蔵も全国にはいくつかあるようです(日光付近のいくつかの愛宕社、埼玉県坂戸市の長久寺など)。

全国の愛宕神社の総本宮である京都の愛宕神社(旧白雲寺 地図はこちら)は、役行者が開いた神廟や、和気清麻呂公が白雲寺を建立し愛宕大権現を祀った白雲寺を基とする神社。

本殿には猪にのった太郎坊天狗の絵馬(伊達家の家臣片倉氏奉納)が掲げられており、授与品、根付、絵馬、土鈴などには神使の猪や、猪にのった太郎坊天狗の姿のものがあります。

ただ、山深い場所にある京都の愛宕神社は、最寄りのバスを降りてから徒歩で2時間~2時間半の登山をしなればお参りできませんので、お正月の時期には気軽に訪れるというわけにはいきません(登山用の装備が必須)。

とはいえ愛宕大神を祀る愛宕神社は、全国に数多くありますね。

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亥(猪)に関係のある神社

馬見岡綿向神社/滋賀県蒲生郡日野町 (地図

土地の豪族が狩りの折、猪の足跡に導かれて山頂に導かれ、綿向大神の御託宣を受けたのが神社のはじまりといわれ、猪が綿向大神のお使いとされています。境内には奉納された大猪像も。

 

魔除けの猪目(いのめ)模様をさがそう!

古来、猪の目には魔除けの効果があるとされ、そのため、神社仏閣の装飾では、猪目模様という模様がよくつかわれています。

猪目模様っていったい???

これです。下の形が猪目模様です。

heart.png

そう、皆さまおなじみのハート型と同じ形なんです。

神社や仏閣など、建物の装飾、お守りの模様等々、使われる場所は多岐に及びます。

寺院では、お釈迦様にちなむ菩提樹の葉の形であることから使われるともいわれます。

 

猪目模様いろいろ

建物の屋根に近い部分の「懸魚(けぎょ)」といわれる部分にあることが多いですが、雷門のように脇の方にあることも。

亥年との関係を問わず、結構あちらこちらに使われていますので、2019年は初詣ついでに、猪目模様も探してみるのもおもしろいかも。

【神田明神(東京)】

神田明神社殿の猪目模様

 

【浅草寺(東京)】

浅草寺雷門の猪目模様

 

【伏見稲荷(京都)】

伏見稲荷社殿の猪目模様

 

【太宰府天満宮(福岡)】

太宰府天満宮社殿の猪目模様

 

お近くの神社仏閣で探してみてくださいね。

 


 

投稿者:狸穴猫


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