神社やお寺のイベントに行こう! -新年の行事と初縁日編-
新春は初詣以外にもイベントが盛りだくさん
初縁日
初詣というのは実は明治以降の風習、それ以前からあったのが初縁日の風習です。
今も初縁日にお詣りなさる方は多く、大きな社寺では初縁日も大いに賑わいます。
2022年の初縁日・祭事
2022年の十日戎 |
2022年1月10日(月・祝) |
2022年の初観音 | 2022年1月18日(火) |
2022年の初大師(弘法大師) | 2022年1月21日(金) |
2022年の初天神 | 2022年1月25日(火) |
2022年の初不動 | 2022年1月28日(金) |
2022年の初午祭 | 2022年2月10日(木) |
旧暦で行われる「初午」以外は日にちが固定です。
※上記は新暦基準での標準的な初縁日です。神社仏閣のお祭や行事は独自の日程の場合や旧暦で行われることもあります(特に初午祭に多いです)ので、実際の日程は個々の社寺の行事案内等でご確認ください。
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新春の行事いろいろ
- 歳旦祭(神社)
- 1年の始めの祈願祭、神社によってはこの日舞楽や雅楽が奉納されることも多いです。
- 鏡開き
- お正月の間かざった鏡餅を木づちで開く行事。
- 1月11日に行われることが多く、ご家庭だけでなく社寺でもそれにともなう行事があることも多いです。
- どんど焼き(左義長)
- お正月飾り(しめ飾りなど)を社寺の境内で火にくべ、歳神さまを送る行事。小正月(15日)前後に行われることが多いです。
- 初午祭
- 立春後の初めての午(うま)の日に行われるお稲荷さんのお祭り。旧暦で行われることも多いなど日取りがまちまちですのでご注意を。
節分と立春
立春は24節気という季節の分け方での「暦の上での春」が始まる日。
24節気はもともと中国から伝わった季節の分け方ですので、その頃に厳寒となる日本の気候からすると「春????」となる地域も多いですね。
節分は立春の前日のことをいいます。
ご家庭でも豆まきをしたり恵方巻きを食べたりという風習がありますが、多くの寺社でも豆まきなど多くの行事が行われます。
2022年の節分 | 2022年2月3日(木) |
2022年の立春 | 2020年2月4日(金) |
ユニークな節分行事のある神社やお寺
- 防府天満宮(山口県防府市)
- 牛替神事 その年の御神幸祭に奉仕する神牛役を神くじで定める「牛替神事」が行われます。神くじでは生牛ほか様々な景品(協賛企業等からの提供)が福運者に授けられます。牛替券は地元の協賛店(牛替券進呈店)でのお買い物などでいただけるそう。
- 秩父三峰神社(埼玉県秩父市)
- 秩父三峰神社の節分祭では、「鬼は外、福は内」の定番の豆まきとともに、しめ縄で二つのみかん(夏みかん?)をつけた、すりこ木状のヒノキの棒(1mほど)を「ごもっともさま」の掛け声とともに前上方に突き上げて五穀豊穣や夫婦円満を祈る「ごもっとも神事」が行われます。
- 九頭龍神社(神奈川県箱根町)
- 芦ノ湖の上を水上スキーで逃げる鬼にむかって船上から豆をまく、ユニークな「水上豆まき」が有名です。
- 成田山不動尊(大阪府寝屋川市)
- 豆をまく時の掛け声が独特なことで有名。掛け声は「福は内」だけで「鬼は外」は言いません。ご本尊の御不動様のお慈悲が大きいため、御不動様の前では鬼が鬼でなくなるからなのだそうです。
- 宝光院裸祭り(岐阜県大垣市)
- 1年間の厄災を、門前を流れる杭瀬川に入って身を清めて落とし、厄除開運を祈願するという伝統の行事。
旧正月・旧小正月
旧正月に行われる行事も多数あります。
尾張大國霊神社の追儺神事は旧正月の2日からひと月近くにわたる祭事。なかでも旧正月13日のはだか祭(2019年は2月日)が有名です。
2022年の旧正月 | 2022年2月1日(火) |
2022年の旧小正月 | 2022年2月15日(火) |
秋田県湯沢市の「犬っこまつり」はもともとは旧小正月の行事。「犬っこ」の雪像がたくさんならぶ、愛犬家に人気のお祭りです(現在は旧小正月ではなく2月の第二土曜日とその翌日に行われています)。
投稿者:狸穴猫
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