お正月なび おせちから年末のお取り寄せ、大掃除まで

小正月-小豆がゆをいただく女性が主役のお正月-

女性の正月「小正月」

小正月とは、もともとは年の初めの月であるお正月にはじめてくる望月(満月)の日のことです。

現在では新暦の1月15日をさすことも多くなっています。

  

「大正月」と「小正月」

小正月があれば大正月もあるというわけで、大正月というのは1月1日から7日までをさすことが多いようです。

大正月が男の正月とされるのに対し、小正月は女の正月とされます。

正月の大方の行事が小正月で終わるので、その骨休めとして,骨正月とも言われます。小正月には女性だけの宴をひらく地域もあります。

 

スポンサード リンク

小正月には小豆がゆ

小正月には1年の邪気を払うとして小豆がゆを食べる風習があります。平安期の文学作品、土佐日記(紀貫之)や枕草子(清少納言)にも記載があることから、かなり古い風習といえるでしょう。

小豆がゆは煮た小豆と餅を白粥に入れたもの。好みの砂糖を加えていただく甘いお粥です。

 

小豆粥を簡単に作るには...

市販の白がゆに、缶やレトルトのゆで小豆を加え、お餅をいれれば完成です。

もう少し甘さを控えたい場合は、フリーズドライの小豆をいれるのもお手軽です。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

cotta フリーズドライ小豆 200g
価格:519円(税込、送料別) (2020/12/13時点)

 

更に簡単に...レトルトの小豆粥も販売されています。


 

小正月は成人の日のルーツ

武家の興隆した時代には、成人を意味する「元服の儀」を小正月に行っていました。

成人の日が制定当初1月15日と定められた(現在は1月の第2月曜日)のは、その監修にならって制定されたのだそうです。

 

 


 

投稿者:狸穴猫


お正月の歴史・由来と伝承(いわれ)トップ七草がゆ-歌にも詠まれた若菜摘みと邪気払いの風習-




▲ このページのトップに戻る
▲お正月豆知識へ戻る

 

ページ先頭に戻る