婦人画報のおせち料理の試食レポート(2019、2020、2021)
★この記事は過年度の記事です。→最新の試食レポートはこちら
▼婦人画報のおせち2022はこちら▼
婦人画報の2021迎春むけおせち、試食しました
2020年10月上旬、婦人画報社さんから「婦人画報のオリジナルおせち 特大和一段」を試食用にご提供いただきましたので、皆様よりもひと足早く試食させていただきました。
この記事はその試食レポートです。
「婦人画報のオリジナルおせち 特大和一段」って?
【婦人画報】婦人画報のおせち 特大和一段(2~3人前)(税込17280円)
ハースト婦人画報社の厳選お取り寄せサイト「婦人画報のお取り寄せ」のほか、高島屋、近鉄百貨店、 西武・そごう など、大手デパートでも取り扱われています。
特大ってどのくらいの大きさ?
お重のサイズは公式ページ情報からすると32.1cm角。
でも、ちょっとピンときませんよね。
そこで、ティッシュペーパーの箱を横において撮影してみました。
ごくごく一般的な200組タイプのボックスティッシュと並べています。
かなり大きいです。
届いてすぐに解凍...というわけにはいかなかったので、冷凍庫の整理をして到着を待ち、数日冷凍庫で眠っていてもらいました。
うちの"冷凍庫"はパナソニック NR-FZ120B-Sなんですが、引き出しを一段抜いたらギリギリ入りました。
結構持ち重りがする感じなので、重量をはかってみたら...箱こみで2キロちょっとって感じです。
手持ちのキッチンスケールが2キロまでなのでエラー表示が出てししまったため、ヘルスメーターではかったので「だいたい」です。
冷凍庫から冷蔵庫へ、そして食卓へ
今回試食用にご提供いただいた、特大和一段は冷凍のおせちですので、食べる前に冷蔵状態で解凍しなくてはいけません。
解凍には約24時間かかります。
冷凍庫から冷蔵庫に移し、待つこと1日。
冷凍おせちの上、きちんとフィルムパックされていますので、公式サイトの写真とほぼ同じ状態で解凍できました。
↓下の写真が解凍した状態
フィルムを剥がしてローストビーフを盛りつけてみる
ブロックの状態のままお重に入っていたローストビーフをカットして盛り付けたら...お肉の断面の色が見えるようになって、さらに華やかに。
ちなみに、特にいいカメラとかは使っていません。皆様がさっくりスマホで撮るのと同じ条件でどういう感じに写せるか...というのもお伝えしたいので、手持ちのスマホ(iphone8)で撮っています(晴れてたら、映える写真が撮りやすい日中に写真だけでも撮ろうか...と思ってたのですが、あいにくの曇天だったので、あきらめて夜の撮影となりました)。
お重から出して盛り付けてみました
お重のままでも華やかなのですが、ここはちょっと目先を変えてみようと、お皿に盛りつけてみました。
(※盛り付けに使った大皿については、このページ末尾でご紹介しています。)
お料理ピックアップ
白海老の南蛮漬けは、かなり美味しい!(上の写真の左下)
今季のリニューアルで登場したのが「白海老の南蛮漬け」
南蛮漬けというので、酸味がきついものを想像していたのですが、食べてみるとほとんど酸味は感じません。白海老のうまみがダイレクトに伝わってくるお味で、「おいしいね~」と一同口をそろえてしまいました。
ふんわり柚子の香のする伊達巻(上の写真の右上)
見た目、ただの伊達巻なのですが、食べるとほんのり柚子の香がする伊達巻です。
しっとりとした食感に上品な香りが添えられて、これもかなりのお気に入り。
お出汁がじゅわっの煮物(上の写真の右下)
またまた定番ものですが、焼き湯葉の煮含めと、椎茸の煮ものが美味しんですよ。
お出汁の味がとても良い塩梅で煮含まれていてジューシーです。
比較的地味で目立たないお料理ですが、これはまた食べたいと思ってしまいます。
数の子(上の写真の左上)
おせちアイテムで何が好き?というと迷わず「数の子」と答える、数の子ソムリエ?な娘が「婦人画報さんGJ!」と言っておりました。味付けが濃すぎず薄すぎず、これもいいお味です。比較的ほぐれがいいタイプなので米東海岸産かな?...。量は少な目のが少し残念。
かわいすぎる生姜砧巻(上の写真の左上)
優しい味の甘酢生姜を巻いてカットしたもののようですが...これは可愛すぎ!
そしてさっぱりしているので箸休めに丁度いい感じ。
おせちとていっても、濃すぎる味付けのものはなく、みな美味しいので、何一つ残さず完食です。
お料理の量など...
今回、夫と娘と私の3人でいただきました。さすがにお雑煮と一緒ではなく、具だくさんの汁ものを添えていただきました。
夫はかなり食欲旺盛...いわゆる大食漢なので、総量としては3人で1.5食といった感じでしたが、ふつうの食欲の方で、お雑煮と一緒にいただくという前提にたつと、3人で2食分といった感じかと思います。
あれ...仕切りが去年と違っている
昨シーズンは、東京青山の婦人画報社で行われた試食会で一部のアイテムについて試食させていただいたのですが、おせちフリークな私は全アイテムを食べてみたくなり、特大和一段を注文、年明け小正月頃に解凍していただきました。
美味しくいただいたのですが、食べ終わったあとの「仕切り」の廃棄にちょっと手こずりました。
木製の仕切りでちょっと壊しにくかったんです。
それが、今季のものは軽めの樹脂製になっています!
そりゃ木製の方が高級感はあるかも...ですが、色味にも違和感はありませんし、お片付けも楽々!案外これはうれしい変化ではないかと感じました。
おまけ:昨シーズンの話
冷凍おせち、最近は美味しいのが多いけれど...お年を召した方には抵抗あるかも...というのはやはりありますよね。
その辺りが気になっていた私は、実家で1人暮らしをしている母(後期高齢者)に、婦人画報のおせちの1人前バージョンを贈って味見をしてもらいました。
母はというと、やはり世代もあり、普段は冷凍食品をあまり使わない生活をしています。
ちょっと心配だったので、念のために「30日に届くから、梱包をといて冷凍庫にいれて、31日の朝に冷蔵庫に移してね」と、解凍するための手順を電話で説明したのですが、無事解凍して食べたようで、
「いろいろはいっていて美味しいし、買い物にバタバタしなくて済むし、これは楽でいいわねえ」
と喜んでもらえました。
※今回盛り付けに使った主なお皿
◆ホワイトの角皿:ウェッジウッド ジオ ロングトレイ
ウェッジウッド ジオ ロングトレイ 税込4,400円【高島屋】
◆ブラウンの菊型の丸皿:ぎやまん陶 漆ブラウン ディッシュ24cm
ぎやまん陶<取り皿プレート/浅小鉢/大皿プレート>【ベルメゾンネット】
◆桜色のお皿:ル・クルーゼ フラワーディッシュ
これは限定品だったので廃盤かも...見つかりません
◆朱色の豆皿:瀬戸焼 深田涼 豆皿(朱)
2020年秋に百貨店の豆皿フェアで入手しました。
以上です。
婦人画報のおせち、公式サイトは下記からどうぞ
2020婦人画報のおせちをお味見してきました
2019年9月中旬、東京青山にあるハースト婦人画報社本社で行われた、婦人画報のおせち2020の試食会に行って参りました。
出迎えてくれたのは、干支土鈴のねずみ君。
愛らしいねずみ君の土鈴はオリジナルおせちの先着2000名様プレゼントだったのですが、今季は9月中に終了。なかなかの人気者です。
説明をうかがってから撮影タイム。
今季の婦人画報のおせち、オリジナルおせちのバリエーションが増えたほか、いろいろとリニューアルされています。
和一段のからすみはソフトなタイプに変更になっていますし、あわびも切れ目が入って食べやすくなっています。
白あんの詰められた干し柿、おいし~!
もひとつ美味しかったのは「甘えびガーリックソルト」
そして、素人がスマホで撮って補正しなくてもフォトジェニックになっちゃう美麗なおせちです。
もう一枚↓下記は和洋中のおせち。
下の写真は豪華オードブル重です。
瓶入りのパテは一流レストラン御用達のアルカン社のものです。
画像上端、窓の下はちらと見えるの道路は青山通り。
そう、祝賀御列の儀のパレードの行われたあの道です(婦人画報社の位置はそれよりちょっと西よりですが)。
【婦人画報】婦人画報のおせち 豪華オードブル重(3~4人前)
昨年も思ったのですが、試食でいただいたおせちの盛り付けが麗しい!
お魚の焼きものも食べ応えがある厚み。
魅力に抗えず...、12月に入って特大和一段を予約。
管理人はお正月のおせちは基本手作りしますので、三が日ではなく小正月にいただく予定。それまでは冷凍庫に眠っていてもらいましょう。
2020年の小正月に、ワンプレート盛りにチャレンジしてみます。
婦人画報のおせち 公式ページはこちら↓
婦人画報のおせち2020
以下は2019おせちの試食レポートです。
ひと足お先に婦人画報のおせちを試食
2018年9月28日、東京青山にあるハースト婦人画報社本社で行われた、婦人画報のおせち2019の試食会に行って参りました。
台風24号が日本に近づいていた時期でしたので、行けるかどうか(なにせ大阪からですので)ちょっと心配だったのですが、幸いまだ影響がないよく晴れてちょっと暑いくらいのお天気。
青山あたりを歩くのは久しぶりです。
日差しが明るい青山通り沿いのお部屋に通されると、すてきななテーブルセッティングが出迎えてくれました。
試食会とはいえ、婦人画報クオリティのセンスあふれるおもてなし。ちょっとうれしくなりますね~。
婦人画報のおせちの実力はいかに?
婦人画報のおせち、カタログ・ウェブサイトのの写真が本当に美味しそうですよね。
これです↓これがプロの撮った写真↓
でも、
「そりゃ婦人画報だもの、カメラマンさんもスタイリストさんも超一流だからでしょ」
と思われる方もいらっしゃるかも(伺ったお話では、事実、おせちの撮影の写真家さんもフードスタイリストさんも一流どころだそうですが)。
となると、実際はどうなの?というところがやはり気になります。
そこで、お正月なび管理人が「iphone」で撮った素人写真でレポートしてみます(これ、実は管理人の試食レポートに関するこだわりです)。
試食の前にちょっと撮影タイム
婦人画報のおせちで一番人気だというオリジナル和一段
お正月の晴れの膳に堂々とだせるビジュアルですね~!
白木のお重は明るい感じがしますね~、仕切りも白木が使われていますので安っぽさがないです。
32センチ四方のお重...厚みもありますのでこれはかなり大きいです。
大きさがわかりすいように、脇にボールペンおいて撮りましたので、イメージしてみてくださいませ。
お次はプレミアム和一段
黒豆の松葉串と葉つきの金柑蜜煮がとってもおしゃれ!
海老は京風に殻をむいて仕上げたものだそう。お料理も凝ったものが多い印象。
和洋中組み合わせのおせち
今季新登場の和洋中のおせち。かなり迫力です。
実のところ、管理人は中華のおせち...ってあまり好きではなかったのですが、ちょっと考えを改めました。
エビチリの味が本格的で、温かくなくても十二分に美味しい!これはポイント高いです。
婦人画報の豪華オードブル重
豪華オードブル重は、本当に豪華。
縦22.9×横33.7×高さ8.1cmと、かなりボリュームもあるので食べ応えありそう。
瓶詰めのリエット二つ、なかなか濃厚ないい風味でしたが、よく見ると、これ、プロも愛用する高級食材を扱う「アルカン社」のものですね~、納得。
(クラッカー類は付属しませんのでそこだけはちょとと注意が必要かも)
予想以上にボリューム感がありました
どのおせちも、実物を見ると、カタログ、ウェブサイトの公式写真の印象よりもボリューム感があるんですよね。
(人物のポートレートでも一流のカメラマンが撮ると小顔な印象になりますので、そういった現象なのかも)
下の写真はお一人様用の一段重ですが、脇においたボールペンと比較すると結構ボリュームがあるのがわかるかも。
1人前でも結構たっぷりタイプといった感じです。
先着プレゼントの干支土鈴の白いのししもテーブルの上にいました
オリジナルおせち予約の先着2000名様にプレゼントの島田耕園の干支土鈴もちゃんといました。
来年は亥年:いのししです。白猪は山の神さまともいわれます。
しましまがあるので、大人の猪ではなく子いのしし「うり坊」かしらん? でも牙もありますので、牙が生えかかったくらいの、うり坊卒業直前のやんちゃな子かもしれません。
癒やし系のとーってもキュートないのしし君でした。
残念ながら、この、イノシシ君、オリジナルおせち予約の先着2000名さまへの干支土鈴プレゼントですが、10月上旬で2000名さまに達してしまったそうです。
昨年よりもかなり早めですので、今季は婦人画報のおせちは人気沸騰気味?かも。
おまちかねの試食タイム 婦人画報のおせちのお味は?
今回試食してきたのは「婦人画報のおかいもの」で販売されている「婦人画報のおせち2019」のうち、オリジナルのおせち料理(冷凍で届くタイプ)です。
昨年から大手デパートの高島屋で、今季は西武・そごうでもおせちカタログにも、この「婦人画報のおせち」がいくつか載っていますので品質はかなりなものかも、と期待して試食に臨みました。
目の前にだされたのはワンプレート盛りのお手本のようなセンスの良い盛り付けのお料理。
婦人画報の編集部スタッフの皆さんのセンスの良さには脱帽。
盛り付けられたお皿もちょっと気になります。
(このページ末尾に詳細情報を書いてます)
上の写真のお料理はオリジナルおせちに入っている和風のお料理の数々。
鴨ロースのチーズボール串(エビの左隣)、これはちょっと気の利いた組み合わせです。
からすみ(左上の数の子松前のすぐ手前)は、しっとりとした少し柔らかめのタイプのものです。
「ああ日本酒ほしいな~」という心の声が聞こえたようなそうでないような...w。
そして...
一見目立たないけどかなり秀逸だったのが「さつまいも(鳴門金時芋)のレモン煮」。伊達巻の下に見えているものです。
レモン煮といってもほとんど酸っぱくはありません。
いい感じの甘さと、これまたいい感じのねっとり感でおいしいんです。
この味は外食再現マニアの管理人の絶好のターゲットになりました。
さてさてお次は...
同じくオリジナルおせちのアイテムから洋風のものを中心にしたプレートが登場。
ソフトタイプのスモークサーモンもしっかり定番のわき役、ケーパーがちゃんとついているのがちょっとうれしい。
どれもおいしいのですが、「ああ!これはいいな!」というのを強引に選びますと、
鯛のトマトソース(左側中段):おさかな嫌いの方でも食べられそう、トマトソースといってもくどくなく、軽快なおいしさです。
貝柱のソフトスモーク(右上):軽めのスモークなので貝柱の食感もたのしめる感じ。
サーモンのムースフレンチキャビア添え(真ん中):このなめらかさはちょっと本格派。
といったところ。
プレミアム和一段から
前浜(北海道産)の数の子、ちょっと濃いめの色ですが、太めでみためも立派、歯ごたえも抜群です。
黒豆も丹波の黒豆ですのでふっくら大粒!
お魚好きの管理人には、マナガツオの焼き物が印象に。
淡泊ながらうまみのある味と繊細な身質のマナガツオは、こういったお重詰めの焼き物には最高ですね。塩辛すぎないお味でとても美味しくいただけました。
そして豪華オードブル重のお料理から
下の写真の手前側のお皿に盛られたお料理です。
一番手前のパーナ貝スモーク、これ、かなり大きめで食べ応えがあります。
そして、手前左から二番目のポワッソンムースロールの生地が部分が印象にのこりました。
こういうオードブルの生地部分というと、ちょっとソフトなかまぼこといった感じのものが多いのですが、魚介の風味もクリーミーな乳製品由来の風味のどちらもちゃんと感じられました。
コストパフォーマンスはかなり高めかも
いろいろお味見させていただいているうちに、かなりおなか一杯になりました。
今回試食したオリジナルおせちはすべて冷凍のおせちですが、味の面でも冷凍のおせちの中でもかなりクオリティが高いほうではないかと感じました。
ビジュアルも華やか、そしてボリュームもたっぷり、味の面でもかなりハイレベル...となると、人気が高いのもうなずけます。
【おまけ】
写真に写っている試食会でつかわれたお皿、これ紙製のお皿なんですよ。
ちょっとびっくりするくらい質感が良くて、気楽なパーティなら堂々と使える感じ。
紙製なのでとても軽く、そしてかなり丈夫。
使い捨ての紙皿というと、頼りない感じがするものが多いのですが、このお皿は張りがあるのでお料理を乗せても不安定になりにくいです。
「WASARA」というシリーズで、こちらも婦人画報のお買い物で購入可能だそう↓。
今回のレポートは以上になります。
ごちそうさまでした!
<食いしん坊な管理人の空想>
冷凍おせちでこの品質...となると、冷蔵バージョンのオリジナル企画おせち(じき宮沢のおせち)はどれだけ美味しいのかしらん?
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投稿者:狸穴猫
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