2022迎春向け婦人画報のオリジナルおせち料理「和二段」試食レポート(2021年秋)
婦人画報の2022迎春むけおせち「和二段」試食しました
2021年秋、株式会社ハースト・デジタル・ジャパンさんから、婦人画報の2022迎春向けおせちを試食用にご提供いただきました。
今季は「婦人画報オリジナルおせち 和二段」です。
【婦人画報】婦人画報のおせち 和二段重(3~4人前)(税込22600円)
8.5寸の2段重、全50品目のおせちです。
婦人画報のおせちって?
婦人画報のオリジナルおせちは、発売当初は通販オンリーでしたが、徐々に百貨店でも取り扱いが増え、今季は百貨店カタログでも多数登場(高島屋、近鉄百貨店、阪神百貨店、京王百貨店等)、なかなかの人気です。
人気の秘密はのひとつは「華やかさ」にあるのは間違いないでしょうが、期待を裏切らない美味しさもまたポイントでしょう。
毎年さまざまにリニューアルされ、新メニューが登場しますが、今回試食させていただいた「和二段」今季は23品がリニューアルされたとのこと。
では、一足先にお味見させていただきます...と先を急ぎたいところですが、到着からの状況も少しお伝えしましょう。
あら、冷凍庫の引き出しにすっぽり
到着後即解凍することができなかったので、まずは冷凍庫で一時待機してもらいました。
昨年試食した、オリジナル和一段(30センチ角)では、冷凍庫の引き出しを一段抜いて冷凍庫にやっと入りましたが、和二段は8.5寸(26センチ角)と、一段は少し小ぶりです。
2段重ねのままで我が家の冷凍庫(パナソニック NR-FZ120B-S、4段引き出しの冷凍個です)の引き出しにぴったり入るサイズでした。
【写真1】
年末のお届けは30日ですので、届く時間帯によってはほんの少し冷凍庫にしまっておきたい場合もあるかと思います。
そういう場合には、案外このサイズの方が助かるかもしれません。
一応、到着時に蓋をあけて、状態を確認。
一段ずつフィルムパックされています。
パッと目でわかる、カチコチに凍った状態です。
【写真2】
【写真3】
さて、到着の翌日夕方に解凍をスタート!
風呂敷ははずし、冷凍庫から冷蔵庫に移動するだけです。
そのまま待つこと24時間で解凍完了です(下記)。
【写真4】
ちなみに、撮影は例によってスマホ(今ではちょっと古くなってきたはずのiphone8)です。
カメラや撮影に凝らなくてもふつうに映える!んです。
さて試食
晩御飯にいただいたのですが、さすがにお雑煮にはまだちょっと暑すぎるので、自家製のお赤飯を添えて食卓にGO!
【写真5】
ローストビーフはブロックで入っているので、スライスして、フリルレタスを添えてちょっとカジュアルな木のお皿(21.5センチ角)に盛ってみました。
食卓にお重と並べると、一気にごちそう感が盛り上がります。
ちなみに、去年あったローストビーフのネットがなくなっています。案外これは嬉しいです。あのネット外すのって結構いらっとしますので。
さて、今季の注目のお味についてご紹介していきましょう。
ローストビーフのソースがトリュフソースに
昨シーズンまでは、いわゆる「ローストビーフソース」だったのですが、今季はトリュフソースになっています。
【写真5】でローストビーフに添えてある小さな器に入っているのがそのトリュフソースなのですが、いわゆる「ローストビーフソース」に比べて色が薄めですね。
酸味はなく、トリュフ塩をそのままソースにした感じといったやや濃いめの味で、しっかり香りがします。
菜の花松前漬け風
数の子の下にこっそり隠れているアイテムです。
見た目はごく普通の松前漬にちょっとグリーンが多めかなというビジュアルなのですが、菜の花のほんのりほろ苦い風味が加わって、複雑な味わい。
日本酒がお好きな方に好まれる味ではないでしょうか。
ほうれんそうの卯の花柚子風味
おせちに卯の花...というのは少し意外ですが、いただいてみると、これが美味しいんですね。
柚子の風味の卯の花なんて、ちょっと想像がつきませんでしたが、柚子の香りのきき方が絶妙。ふんわり香る感じでとても上品な味わい。
糸昆布甘酢炊き
これまた、「鮑のふっくら煮」の下にこっそり隠れているアイテム。
糸のように細~い、張りのある昆布が、ほんのり甘酸っぱく煮あげた、とてもあっさりしたお料理です。
全くもって佃煮的ではなく、さっぱり感が非常に気に入りました。
練りきんとんと寿マロン
きんとんが、とてもなめらかでさらっとしたお味。
上に乗っかっている梅型百合根ようかんも可愛らしくて、華やかです。
小海老の蜜煮
お正月には海老がつきものですが、婦人画報のオリジナルおせち和二段」「祝海老」のほかに「小海老の蜜煮」「赤海老の直七仕立て」「海老市松串」「桜えびつみれ」と、海老メニューが全部で五種類。
今回気になったのは「小海老の蜜煮」。小さな海老ですが、とても風味が濃厚。
お料理の名前から甘めの味だとはわかりますが、食べる前は味が想像つきませんでした。
塩気が少ないので全くもって佃煮的ではない、ちょっと不思議な味。
実は私は海老があまり得意ではないのですが、全く抵抗なく、美味しいと感じながら食べられました。
婦人画報のオリジナルおせち、いわゆるごちそう的なメニューさることながら、あまり目立たないメニューに上品な味の品が多いところも魅力だと思います。
一見、家庭でもありそうなメニューに、家庭の味では登場しにくい微妙な味付けの品が隠れているといったところ、結構勉強になります。
おまけ
余談ですが、ローストビーフを盛りつけたお皿のことをちょっと書いておきましょう。
プライウッド(成形合板)のお皿です。去年「Needle to Leaf 大丸心斎橋店」で見掛けて一目ぼれして...でも展示品しかなく、同店の梅田阪神店に在庫があるということで、心斎橋から梅田まで速攻で移動...という経緯で入手したのでした。
後で調べると香川県のメーカーさんが作っているお皿。去年はネットではみつからなかったんですが、登場していました。
日本製 Natural Plywood Dish Square M GOLD CRAFT ゴールドクラフト 税込2,200 円
このお皿にピンときた...そのまた根っこをひもとくと、2019年の婦人画報のおせちの試食会で使われていた「WASARA」という紙製の素敵なお皿(下記)の微妙なフォルムだったように思います。
ナチュラル素材の角型のお皿は、いろいろなお料理を盛りやすいような気がします。
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投稿者:狸穴猫
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