大黒さま -五穀豊穣と富の神様-
大黒さまは大きな福袋を担ぎ、もう一方の手には打ち出の小槌を携え米俵の上に乗った姿が印象的な縁起物でおなじみの神様です。
大黒さまは神道の大国主命という神様と密教の大黒天が神仏習合された日本独自の神様です。食物・財福を司る神様として、七福神の一柱にも数えられます。
因幡の白ウサギのお話でも有名ですね。
大黒さまのもっている「福袋」は「福労」とも呼ばれ、苦労をいとわず働く事を積み重ね、それをため込むための袋です。打ち出の小槌を振る事によってその「福労」から豊かさがあふれ出るとされています。
さて縁起物としての大黒さまですが、恵比寿さんと対で飾られる事が多く。二つの神像をあわせた像も多くあります。二柱あわせて商売繁盛と繁栄をもたらすとされ、とても縁起の良いご神像として、様々な縁起物となっています。
また、七福神の一柱として描かれているものも多く、この場合、宝船というこれまた縁起の良い船に乗られている場合も多いものです。
縁起の良い大黒さまのご神像を飾れば、繁栄と富の御利益をいただけるかも。
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投稿者:狸穴猫
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