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前沢牛－東北の新進ブランド和牛－

前沢牛を知っていますか？

岩手県は奥羽山脈の麓、広大な稲作地帯を背景にもつ恵まれた環境で前沢牛は育ちます。広い田んぼから得られる上質な稲わらをふんだんに与えられ、山脈の雪解け水を飲み、一頭一頭手塩にかけられ、前沢牛は元気に育ちます。

前沢牛のふるさとは岩手県奥州市（前沢地区）、岩手県の南部の稲作地帯の町です。

前沢牛の品種は黒毛和牛で３０～３４ヶ月のかなりの長期にわたって肥育されます。出荷枝肉の肉質ランクは４等級以上で鮮やかな霜降りが自慢です。

全国肉用牛枝肉共励会で最高の名誉賞を何度も受賞しているのは、松阪牛でもなければ神戸牛でもなく、実は前沢牛だったのです。まさに肉質日本一を誇る東北の銘牛といえます。

前沢牛は岩手ふるさと農協の農家から、まだ１年に１０００頭ほどしか出荷されませんので、神戸牛・松阪牛・近江牛ほどには流通しておらず、知名度が低いですが、知る人ぞ知るおいしい銘柄和牛で東京を中心に流通しています。