身近な自由研究ネタ(3) 手作り編
手作りは自由研究のお手軽ネタ。
まずはネタに困る自由研究だが、安直なネタのつくりかたがある。手作り体験である。
手作り体験を自由研究ネタにする
とにかく安直にすませたいならコレがおすすめ。
そしてコレは結構子どもも親も楽しめるのだ。
いろんなものの手作りキットが最近は比較的あちこちで出回っている。コレを使わない手はない。殆どのものが理科へも社会へも展開できるので便利である。
- 手作りジャム
- 手作りヨーグルト
- 手作り納豆
- 手作り豆腐
- 手作りチーズ
- 手作りこんにゃく
- 手打ちうどん・そば
... まあいろいろある。
手作り豆腐で展開を考えてみるに、一丁を作るのにどのくらいの大豆がいるのか?からはじまり、理科方向に展開するのであれば、豆乳の濃度やにがりの量を変えてトライしてみたり、豆の品種や大豆の育て方などへいくだろう。
社会方向へ展開するのであれば、豆の産地に関して調べたり、にがりの産地に関して調べたりすればよい。豆腐屋さんへ出向いてインタビューしてみるのもいいだろう。豆腐以外の大豆製品を調べてみるのもおもしろいだろう。
他のものでもほぼ同様の展開ができる。
手作り自体は手軽なキット商品も出回っているのでそういう商品を使うとかなり楽。
自由研究への展開のコツ
手作り食品の自由研究への展開をする際の着目点をいくつか挙げてみる。
- 化学的な変化に着目(ジャム、チーズ)
- 微生物による変化に着目(ヨーグルト、納豆)
- 原材料の種類による違い
- 原材料の使用量に着目(できあがりの変化、1人前あたりの原材料の量)
- 原材料の産地(場所、気候、地形等の自然環境、交通網との接点)
- 生産者さんの日々の努力いろいろ
- 製品の輸送に必要な工夫
- 消費量と国内生産量、輸入量
- 消費量の変化 昔と今で消費量はどう変化しているか
- その食品を使って作る料理いろいろ
こういったことに着目して調べるのと体験するのの両面から攻めると結構よい自由研究に仕上がるだろう。
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投稿者:狸穴猫
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