生クリームからバターを作ろう
手作りバターを作ろう!
バタ-は牛乳の脂肪分をあつめて作ったものです。
牛乳(ノンホモジナイズドのもの)を静かにおいておくと脂肪分は軽いので上にクリームが浮かんできます。 これが生クリームです。
生クリームは脂肪分が30~50%程度含まれています。この生クリームをさらに脂肪分が多くなるように加工してバターが生まれます。
どうやって加工するのかな?
ここでは簡単にバターを作る方法を2つご紹介します。さあ、手作りバターに挑戦してみよう。
材料
生クリーム100~200cc
「ホイップクリーム」は全部が生クリームじゃありません。
必ずパックの裏側の表示に「クリーム」と書いてあるものを使ってね。
乳脂肪分40%以上のものが作りやすいよ。
バターの作りかた1 泡立て器をつかってホイップホイップ!
バター作りの道具
ボール 泡立て器
道具は清潔なものを使おうね。
手順
- 冷えた生クリームをボールにあけ、泡立て器でかき混ぜる。ホイップクリームを泡立てるときと同じだよ。
- だんだんホイップクリームのになってくるけれど、そのままかき混ぜ続けよう。
- かき混ぜ続けるとだんだんモソモソになってくるけど、気にせずにかき混ぜ続けよう。
- ぼそぼそになって水分が分離してくるよ。もうちょっと!
- 水分と固まり状ののものに分かれたらなったらできあがり!白っぽい固まりがバターだよ。
バターの作りかた2 ビンに入れてシャカシャカ!
バター作りの道具
広口の400ccから500ccはいる程度の大きさのフタのしっかり閉まるビンを使います。
マヨネーズや大きめのジャムの瓶が使いやすいよ。
手順
- ビンに生クリームを入れてしっかりふたをしめて振る。
- だんだん中が見えづらくなってくるけれど、ひたすらシェイク・シェイク!
- 手の熱で中味が温まってしまうので氷を1~2片入れてさらにシェイク!
- 振り続けると中でバターがひとまとまりになって水分と分かれてくる。
- 水分が増えなくなったら出来上がり
作ったら食べてみよう
好みで食塩少々をいれてパンなどにぬって食べてみよう。
作ったバターをとっておくときは必ず食塩を入れて2.3日で使い切ろう。
宿題?
うまくできたかな?
一つ体験するとまたまた疑問がでてくるね。よかったら調べてみよう!
- ここにあげたやり方は2つあるけれど、
バターを作るのに必要なことはいったい何なのかな?
そして、工場ではバターをどのように作っているのかな?? - 「やり方 その2」で広口のビンを使うのはなぜだろう?
- 売られているバターにはどのくらいの塩分が含まれているのかな?
- 生クリームじゃないホイップクリームには何が入っているのかな?
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投稿者:狸穴猫