BTOパソコン購入ガイド-徹底比較でBTOパソコンを賢く購入-

BTOパソコンを買う前に

BTOパソコンを買う前に パソコン使用の目的は?

しばしば聞かれて困る質問にこういう質問があります。

「どのパソコンがいいですか?」

パソコンという機械は使い方が人によって大きく異なります。そのためパソコンに必要とされる機能も人によって異なってくるのです。ですから、BTOパソコンを買う前にぜひ、パソコンを使う目的をはっきりさせておく必要があります。

パソコンの使い道いろいろ

こんなにあるパソコンの用途

ざっとあげてみましたがまだまだあるでしょう。
とにかくこういった使用目的に応じてどの程度のスペックが必要かが大きく変わってきます。

用途別パソコンに要求される能力とスペック

それでは具体的にいくつかの目的についてどの程度の能力とそれに応じたスペックが要求されるのか、主な用途について検討していきましょう。

基本的にCPUは最近高性能になってきているので、CPUは予算に応じて高性能なものをといったところでしょう。やはり安定動作を考えるとデュアルコア以上がおすすめです。

事務(ワード・エクセルなどでの文章・資料作成)用

あまりパソコンにとって負荷が高くない作業です。高速なグラフィック処理も必要とされませんのでハイスペックのグラフィックカードも不必要です。強いて言うなら予算に応じ、メモリを多少多めにしておいた方が作業中にパソコンの動作が重くなることがないでしょう。

具体的にはIGB以上のメモリ搭載といったところでしょう。

テレビ鑑賞と録画用

テレビ鑑賞をするとなると、テレビキャプチャカードが必要になります。また、画像処理の負荷がかかりますので、オンボードのグラフィックチップでは少々能力不足です。できれば最速でないにしても、グラフィックカードを入れておいたほうがいいでしょう。音声も楽しみたいのであればスピーカーも多少良いものが必要かもしれません。また、録画量を決めるのはハードディスクですので、ハードディスクはできるだけ大容量の方がいいでしょう。

特にハイビジョン録画はハードディスクイーターですので、TB単位での増設をおすすめします。

WEBサーフィン・ネットショッピング・オークション取引・メール用

基本的にはネットにつながっていさえすれば大丈夫。特に高性能のグラフィックカードも必要としません。多数のウィンドウをあける時、メモリが多めならば動作が重くなりにくい程度です。

具体的には、1GBのメモリ搭載といったところでしょう。

ホームページの開設・ネットショップの開店・アフィリエイト用

まず必要なのは、ホームページ作成ソフトがサクサク動く環境です。これはメモリを多めに積み込むことです。

さて、その先は実はこれはどの程度の入れ込み方をするかで大きく変わってきます。
個人の趣味のホームページをじっくりゆっくり作成するのであれば、これと言ってほかに必要ありません。

しかし、本格的にネットショップの開店・運営をしたり、本格的にアフィリエイトをするとなると、ちょっと必要とするものが多くなります。

画像編集をしながら、さまざまな作業することも多いとなると、より多くのメモリを必要とするのは言うまでもありませんが、このほかにあると非常に便利なのが複数ディスプレイの接続です。

ホームページ作成において1画面で資料を調べながら、もう1画面で作業をすることができると、格段に作業がはかどることになります。(実際私も2画面使っていますが、1画面とは比較にならないほど作業がはかどります。)

また、ネットショップの場合も一画面でWEB上のデータのチェックをしながら一画面でメールをしたりという一連の作業がはかどります。

具体的必要なのは、マルチモニター対応(2出力)のグラフィックカードの搭載と、2基のディスプレイです。

デイトレード用(デイトレーダー向け)

大量のリアルタイムの資料を見ながら、すばやく操作する必要から、複数台のディスプレイが必要になります。一般的にデイトレーダーモデルとされるパソコンは3~8台のディスプレイを利用することが多いようです。

必要なスペックはというと、多画面を同時にひらいておいて動作が重くならない必要があるので、大量のメモリが必要なのと、多画面出力用のグラフィックカード(これは出力が何画面かによって異なります)、必要枚数のディスプレイとなります。

何社かのBTOパソコンショップではデイトレーダーモデルを販売していますので、そういったものを利用するのが便利ということになるでしょう。

画像・映像の編集用

画像処理をするとなると、やはり高性能のグラフィックカードが必要なになってきます。また、メモリもできるだけ多い方がいいでしょう(2GB程度)。また、大容量のデータを保存する必要からHDDも大容量のものが必要になってきます。保存用メディアドライブとしてDVDマルチドライブは必要でしょう。

もし地デジ・ハイビジョンの映像の編集をするとなると保存メディアドライブとしてできればブルーレイディスクドライブがあった方がいいでしょう。

音楽・音声の編集用

最近はオンボードの音源もよくなってきているのですが、本格的にやるならできれば専用のサウンドカードをつけたいところです。もちろん、メモリが充分な量必要なことと、大容量の保存のためのハードディスクとDVDマルチドライブが必要なことは画像・映像編集の場合と同じです。

また、編集中に周囲の音が邪魔にならないように、パソコンの静音化も必要になってくるでしょう。

ゲーム用

最近の3Dゲームは高速のなグラフィック処理が必要になってきますので、グラフィックメモリの搭載量の多い、また処理速度の高速なハイエンドのグラフィックカードがあった方が快適にゲームを楽しむことができます。

投稿者:狸穴猫


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