トップページ>第九話 瞬間、心、重ねて
【あらすじ】
エヴァンゲリオン弐号機のパイロット、アスカは、シンジやレイに対してライバル心を抱く。
そして、第7の使徒イスラフェル襲来に、Eva初号機と弐号機が出撃。だが、息の合わない二人は使徒殲滅に失敗してしまう。
特異な分離形態を持つ使徒を倒す為に、ミサトは二人にユニゾン特訓を進めるが・・・。
アスカの性格というのは、大分と挑発的、挑戦的である。「私、アスカ。惣流=アスカ=ラングレー。Eva二号機のパイロット。仲良くしましょ?」とレイに対して挑戦的な態度で挑み、レイが「どうして?」と問うと「その方が都合が良いからよ」と凄い挑発的な態度。ただ、レイが天然ボケというか、ピントがずれているために、その会話、ちょっと拍子抜けである。
また、加持とリツコ、ミサトの会話で「また三人でつるめるな。昔みたいに。」と言っているが、昔からのなじみの間柄であるという事も気にかけておこう。尚、ミサトは前の解説でも言ったとおりに恋愛関係にあったようだが、ミサトはあまり加持と一緒に居ようとしない。ここもキーポイント。そして、使徒に負けた後にミサトが、「私の首が繋がるアイデア」をリツコ経由でもらう時、そのファイルを見て少し微笑んでいたところから、加持の事を嫌いではないようだ。
アスカに話は戻るが、出撃する際に「どうして私一人に任せてくれないの?」という言葉に対してアスカをなだめるように「仕方ないよ。作戦なんだから」とシンジが言うシーンがあるが、この後に「くれぐれも足手まといになるような事はしないでね!」と返すところから、味方なのに敵意剥き出しである。
この話ではやたらとアスカの気の強さが伺える。そして、使徒に対してソニックグレイブで攻撃した後「どう?サードチルドレン」という所からは、シンジに対する意識が同じエヴァンゲリオンのパイロットとその能力というところにに向けられているだけのようである。
そして、ユニゾン特訓の最中に、アスカとレイが取って代わってぴったり息の合った行動をするのをみて、アスカは逃げてしまう。シンジは、アスカに言葉を掛けようとするが「何も言わないで」と止められる。「分かってる。私はEvaに乗るしかないのよ。」ここには、エヴァンゲリオンのパイロットであることを誇りに思っており、且それ以外に自分の存在意義が無いような口ぶりに私には見える。
そして、アスカが決戦前日の深夜、起きてきて、寝ぼけてシンジの隣で寝てしまうシーン。シンジが唇に惹かれるようにキスをしようとするとき、「ママ」という、寝言を言うアスカに対して「自分だって、子供の癖に」と、言ってしまう。お互いが子供という現実に目をそむけて大人になろうとして、それでもまだ子供である事を示しているシーンだ。
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