トップページ>第壱話 使徒襲来 解説
【あらすじ】
セカンドインパクトから15年、遂に第三の使徒サキエル現る。国連軍は総力を挙げ撃退作戦に移ったが、最後の通常兵器N2地雷ですら使徒を倒すことは出来なかった。
その頃、独りの少年が第三新東京市に、国連直属特務機関NERV、葛城ミサト一尉に連れられ来訪する。この少年―碇シンジ―は父から、汎用人型決戦兵器人造人間、エヴァンゲリオンに乗れといわれるが・・・。
最初の部分でまず、使徒の強さの印象と、ロボット系の物語にしては兎角意思の弱く、父を嫌うシンジの印象、そしてこれは第壱話を見て最初には疑問に思わないのだが、最終話まで見て疑問が強まる、最初の場面でシンジを見ていた綾波レイの印象があると思う。
以後、碇シンジはEvaに乗り、使徒との戦いを通じて、自分という形を紆余曲折迷いながら見出していくことになる。
製作者の話によると最初はこの物語は単なるロボット物として作られる予定だった為に、このキャラクター設定も偶然と思われるが結果的には良い物になった。後編と劇場版になると分かるが、使徒は地球最初の生命体になるはずだったが、使徒を生み出す白き月のアダム(といわれる)が活動を停止。代わりに黒き月のリリスが生み出した人類が地上を支配することになった。
人類を、精神的、肉体的に傷つけあう欠損物ということで、NERVを支配するゼーレとよばれる組織が提唱したのが、後に出てくる人類補完計画と言われるものである。24話で渚カヲルが「滅びのときを免れ、未来を与えられる生命体は一つしか選ばれないんだ」という台詞のように、使徒は人間と対立する存在として位置付けられている。
レイの存在に関してはシンジの父である碇ゲンドウが、妻ユイを失った事が影響しているのか、ユイと存在が告示していることが挙げられる。彼にとってレイがユイの代わりであり、やがてユイとめぐり合う為の人形でもあった。
最初、シンジをレイが見つめているシーンのとき、レイ自身は負傷しており外に出ていられる状態でないことを考えると、あそこに居たのは、レイではなく、レイという名のユイであった可能性が考えられる。ユイは、シンジを見守りつづけていたという解釈である。勿論これだけが解釈の仕方ではないが最も有力である。諸君らもこれに関しては議論を深めて欲しい。
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