本屋で頭を良くしよう(その4)
 
【効率よくターゲットの本を探すトレーニング】

本屋では一応ある程度の分類わけをされて本が鎮座していますが、実のところ、こっちの都合のいいような分類別に並んでいるとは限らない!

となると、大量の本の山の中から目指すタイトル、目指すジャンルの本をいかに早く見つけだすかというのは、多忙な現代人にとって情報収集の上で重要なファクターとなる。


とりあえずやってみましょう。


まず、「目指すタイトル」「目指すジャンル」をもとに1〜3つほどキーワードを探しておきます。

温泉旅行に関係する本が探したかったら「温泉」「湯」「いで湯」あたりが、ちょうど良いキーワードになります。まず、このキーワードをどこかでメモに書いておき、さて本屋に行こうというときになったら、お名残おしやとメモを一瞥し、ゴミ箱に旅立つメモ君に最後の別れを告げましょう。

あとは本屋にいって、棚に向かって先週のトレーニングの要領で、見ようとしないでただ本棚のタイトル近辺に視線を走らせます。こうすると「キーワード」が入った本の位置で勝ってに視線が止まり、焦点が
鋭く合っていきます。

肝心なのは「ちゃんと見ようとしないこと」、キーワードのメモを捨ててしまうこと。


「キーワード化」して情報を圧縮し、メモ捨てで脳みそ君に危機意識をプレゼントしてしまえば、後は勝手に脳みそ君が働いてターゲットの本を探してくれるんです。

よく、メモを見ながら本を探している人を見かけますが、アレは実は逆効果。


多くのジャンルの本を一気に探さなくてはいけない時にはキーワードメモを複数作っておき、1ジャンル済むごとに新しいメモを見てはぐちゃぐちゃに丸めてポケットに突っ込むという方法が使えます。

この方法、『帰りの電車で隣の人の新聞から何故か目が離せない〜・・・・と思ったらありゃりゃ「キーワード」が入っていた!』なんてオマケがくっついてくることもありますのであしからず。

え、「ずっとそうなったら困る」って?
大丈夫、大抵数時間もたちゃ効果は消えちゃいますから。

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