デュエルマスターズ研究所講座 第3回 何故一枚積みは良くないのか。

はい、第3回目。まず初めに言っておくことが1つ。
ただ適当にコンボを欲張った一枚積みが多いデッキは「紙屑の束」である。という事。
(ただしネタデッキ除く)

↑にあげたのは何故か?
デッキというのは基本的に大まかな攻撃と防御と妨害とドローソース(無しの場合も有る)で
コンセプトを決めて、コンボを少しだけ入れて完成します。
(極端な話コンボは全く無くても構いません)
ネタデッキを除く全てのデッキはここから派生しているといえるでしょう。

主に現存しているタイプは、比率で(攻撃:防御:妨害:ドロー)
攻撃型「(5):(1もしくは0):(2):(2〜0)」
防御型「(1):(4):(2〜3):(2〜3)」
妨害型「(1〜2):(1〜2):(4):(3)」

(あくまで大体の比率です)
となります。分かると思いますが「コンボの余地は殆どありません」

そしてもう1つこれは確率計算上の問題ですが
40枚のデッキの中に1枚のカードが来る確率と、4枚の同じ種類のカードが来る確率、どちらが高いでしょうか?
答えは明らかです。後者、つまり4枚の同じカードが来る確率の方が高いのです。
この事から、手札に来た方が良いカードは「3〜4枚積み」が基本です。

つまりただコンボを欲張って入れた1枚積みが多いデッキは
「キーカードが中々来ないデッキ」なのです。

ちょっとまった、ボルバルデッキはどうなんだ?バジュラズデッキはどうなんだ?という質問があります。
そういう質問する人「だからお前はアホなのだぁぁ!!」といわれても仕方ないですよ?

それは何故か?
ボルバルデッキやバジュラズデッキは「計算され尽くした一枚積みデッキ」なのです

典型的な黒ボルバルを挙げましょう。
ドローソースはで、サーチ&操作はで、マナ補充は白で、回収はで、破壊か妨害はで示します。

シビレアシダケ×1 コーライル×1
幻想の双月×4 腐敗勇騎ガレック×1
青銅の鎧×4 アクア・サーファー×3
鳴動するギガ・ホーン×1 紅神龍ジャガルザー×2
呪文の化身×1 無双竜機ボルバルザーク×1
エメラル×1 ボルメテウス・ホワイトドラゴン×2
アクア・ハルカス×2 バザガジール・ドラゴン×2
ディメンジョン・チョーカー×1 エナジー・ライト×4
ロスト・ソウル×3 ロスト・チャージャー×1
地獄スクラッパー×2 母なる大地×4
炎槍と水剣の裁×3 サイバー・ブレイン×1

これのどこが計算され尽くした一枚積みデッキなのか。

まず見てもらいたいのが「ドローソース系」には一切1枚積みが(殿堂入り除く)無い事です。

一枚積みであろうと「キーカードを回収する」という行動に支障が無いようにデッキを構築している点で、
他の一枚積みのデッキないし紙屑とは全く違いますね。

そして基本コンセプトのボルバル召還の為に必要である「マナ補充系」もあまり一枚積みが無い事がお分かりでしょう。これによりスムーズな展開が実現できます。

マナに行ってしまったカードは母なる大地で回収可能ですし、ボルバルを場に出す時の必須カードとして4枚ちゃんと積んであります。

「一枚積みのデッキ」が良くないのではなく、「何にもカードを手札に入れる術を無い状態で作る一枚積みデッキが良くないのです。

この事を考えてデッキを作る事が大事と考えられます。

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