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静岡の初詣スポット/東海の初詣スポット4

 

静岡県の人気定番初詣スポット

静岡県には三嶋大社や富士山本宮浅間神社をはじめ、全国的に有名な神社が数多くあります。

久能山東照宮(静岡県静岡市) →地図
久能山東照宮は太平洋を臨む高台という非常に風光明媚な場所にあり、初日の出スポットとしても人気の神社ですし、近年はパワースポット(上昇、出世、やる気アップなど)としても人気が高い神社です。
実は久能山東照宮は日光東照宮よりも先に建てられた1番はじめの東照宮なのです。徳川家康が亡くなったとき、はじめに葬られたのが久能山で後に家康の御霊を祀るために建てられたのが久能山東照宮です。家康の遺言により日光に改葬されましたが、久能山東照宮は江戸の裏鬼門を護る神社として大事にされてきました。
久能海岸から参詣しようとすると、参道の石段が1159段(約20分)と登るのに少々ほねが折れますが、絶景で有名な日本平(静岡駅からバス便あり)からのロープウェーで行けば石段を登らずに行くこともできます。
ご利益:出世・開運
富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市) →地図
霊山富士を信仰する浅間信仰の中心地がこの富士山本宮浅間神社です。各地の浅間神社の本社であるだけに遠方からも多くの参拝客が訪れます。
ご祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと、別名は浅間の大神)で、荒ぶる富士山を鎮めるために浅間の大神をお祀りしたのが浅間神社の始まりです。
朝廷からも篤い尊崇を受けて勅使の奉幣、神領の寄進をうけてきました。また、源頼朝・北条義時・武田信玄、勝頼親子・徳川家康など多くの歴史上の人物にも崇敬されて神領、社殿その他の寄進をうけて発展してきました。境内には武田信玄の寄進によるものとされるしだれ桜の古木があり「信玄桜」とよばれています。
ご利益:家庭円満・安産・子安・火難消除・航海安全・五穀豊穣など
三嶋大社(静岡県三島市) →地図
三嶋大社は伊豆の国一の宮で、奈良時代の書物にもその記載がある非常に伝統のある神社です。御祭神は大山祇命(木花之佐久夜毘売命の父)と積羽八重事代主神(恵比寿さま)で、源頼朝が挙兵の前に源氏再興を祈念し神助によって戦勝、後に鎌倉幕府をひらいたことから、戦勝祈願の霊験あらたかという評判が生まれたといわれています。
例年1月3日には末社の「酒神社」の例祭があり、振舞酒、地酒販売なども。
三嶋というのは伊豆諸島or伊豆半島のことといわれており「三島」という地名は三嶋大社から派生したものだそうです。
※三が日は三嶋大社の駐車場は一般の車両は使えませんのでご注意を。
ご利益:商売繁盛、家内安全、交通安全、厄除け、開運、受験合格
厄除け観音 法多山尊永寺(静岡県袋井市) →地図
法多山尊永寺は厄除け観音で知られる真言宗の別格本山、大晦日から多くの人出を集める人気初詣スポットです。
美味しいと評判の法多山名物の厄除け団子は5個連なった団子5本の串でさしたユニークな形(5連1つで一かさ)の餡だんごで、お団子にも厄除けのご利益があるんだとか。徳川13代将軍の徳川家定が「串だんご」と名付けたのだそうです(詳しくは法多山名物だんご企業組合HP「だんご茶屋」をどうぞ)。
ご利益:厄難消除、家内安全
静岡浅間神社(静岡県静岡市) →地図
静岡浅間神社は駿府城跡の北西数百メートルに位置する駿河国総社。地の利の良いこともありお正月の初詣時期はとても賑わいます。
周辺きっての古社で「神部神社」「浅間神社」「大歳御祖神社」の三社を総称したものが静岡浅間神社です。鎌倉期以降北条家、今川家、徳川家の崇敬をうけて発展、現在の社殿は江戸時代に幕府直轄で建築されその美しさは「日光を一、浅間を二」と賞賛されたもので文化財にしていされています。
ご利益(浅間神社):安産、子授け、夫婦円満など
ご利益(神部神社):延命長寿、縁結び、除災招福など
ご利益(大歳御祖神社):産業発展、商売繁盛など
遠江國一宮小國神社(静岡県周智郡森町) →地図
小國神社は「森の石松」の出身地としても有名な遠州森町にある神社。御祭神は大己貴命(=大国主命)です。30万坪の広大な御神域の長い参道は初詣の時期には屋台がずらりと並びます。
ご利益:緒業繁栄・夫婦和合・縁結び・厄除けなど

 

 

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静岡県のエリア別初詣スポット

伊豆半島方面

伊豆半島方面の神社は伊豆半島の山々の神さまを鎮めるための祀られているところが多いです。

 

土肥達磨寺には座高5mの日本一の達磨大師座像があります!

 

東部(駿河東部:富士・沼津・御殿場周辺)

富士山をすぐ近くに見るこの地域はやはり浅間神社が多いです。

 

冬場の富士山は特に美しいので富士山のよく見えるエリアにお出かけになられる方が多いのはうなずけます。

 

中部(駿府近辺:静岡・焼津・大井方面)

久能海岸や名勝三保の松原、そして断崖絶壁の大崩れ海岸と、海へのアクセスがよい地域ですので初詣と初日の出をはしごなんてこともできます。

 

静岡市清水区の草薙(くさなぎ)神社は日本神話の伝承にある日本武尊(ヤマトタケルのみこと)の火難伝説(草薙の剣=天叢雲剣で火を払った)に関連する神社。

「御穂神社」は三保の松原にあり、富士山を左に見つつ伊豆半島から登る初日の出を楽しめる好スポットとして人気です。三保の松原からの富士山はお正月でなくても絶景!特に富士山が雪を被った冬は美しいです。

 

西部(遠州地域:浜松・袋井・掛川方面)

遠州は平野が広く、古くからたいへん栄えた土地ですので、大きな社寺が多いです。

秋葉山本宮秋葉神社は火除の神様として知られる秋葉神社の本宮ですし、浜名湖が一望できる風光明媚なとことにある舘山寺は源頼朝公が祈願に訪れたという由緒あるお寺と、古社古刹が多いですね。

そして庭園が名勝として知られる浜松市北部の龍潭寺は2017年の大河ドラマの主人公、井伊直虎はじめ井伊家の代々を祀るお寺です。

 

静岡県の初詣事情

静岡県は温暖な土地柄で、鉄道や道路も比較的整備されていることからお正月に初詣に出かけられる方が多い地域です。

関東と関西をつなぐ東海道という交通の大動脈が長く通っており古くから宿場町が栄えた地域ですが、橋の少ない時代は富士川、安倍川、大井川、天竜川といった大きな河川が各地域をへだてていました。

伊豆、東部、中部、西部の各地域は非常に特色ある地域文化を保持してきており、社寺も地域性を反映して個性豊かです。

 

静岡は歴史人物ゆかりの社寺が多数

静岡には歴史上の有名人物ゆかりの社寺も多く(今川義元、武田信玄、徳川家康、山内一豊、清水の次郎長など)、また富士山を擁する地域でもあり、富士山を霊山と崇める浅間信仰も篤く、富士山本宮浅間神社をはじめ、県内各地に数多くの浅間神社があり、初詣シーズンには多くの方が訪れます。

 

 


 

投稿者:狸穴猫


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