狸穴通信 狸穴猫の野次馬的こだわりワールド

引き算に手こずる場合の対応策

学習にこだわりのある子の引き算学習

求残 左右どっちから数えるか?

1)ケーキが8個あります。3個食べました。残りはいくつ?

 

食べてしまった三個と同じ数だけ上の列のケーキを斜線で消して残りをカウントするというのが一般的です。

 

学校は上記のやり方をします。消すのは左からですね、数えるのも左から。 初期段階では棒を使ってこうやることを指導するのも多いようですね。

でも、お子さんがこうやっているとは限りません。

 

もしかしたら↑このほうが楽な子もいるかもしれません。右からにこだわるとこうなります。 学校のやり方に合わせようとすると計算速度が落ちてしまうことも考えられます。

学校の表記に半分合わせて、下のようなやり方をする場合も考えられます。

 

このやり方をしていると頭がこんがらかります。差という数概念も定着しにくいです。(見た目にもやりづらいですね。)

お子さんが問題を解いているところをちょっと注意深く観察するとどちらのやり方でやっているかわかると思います。

問題になるのはお子さんが②あるいは③で考えている場合や①~③のうちやりかたが定まらない場合。 あるいは普段ものを数えるときは右からなのに頑張って学校に合わせて①でやっている場合です。

どのやり方をしていてもある程度練習量を増やせば定着していきますが、定着の速度が遅くなることが考えられるのと、練習量が必要以上に多くなってしまう(つまりお子さんへの負荷が高くなる)ことが考えられますので、適切な方法で対処したほうがいいでしょう。

1つのやり方としてまず先にその子のやりやすい方に合わせて②で導入し、「差」という数概念を先に獲得させてしまい、書き方、数え方は後で修正する。

これですとお子さんへの負荷は少ないですが、学校への対応が遅くなるというデメリットがあります。また、既に学校で習ったやり方へのこだわり度合いが強いと抵抗がある場合もあります。

もう一つは形から入るやり方、まず学校式に合わせてやるよう指導する。つまり③をやらないように逐一チェックする。 学校への対応の面ではいいですが、付ききりでのチェックが大変なのと、どちらから数えるかのこだわりが強い場合はお子さんの抵抗が強くなります。

どちらもメリットデメリットがあります。お子さんの能力やこだわりポイントに合わせて抵抗の少ない方を採用するとよいでしょう。

★さて、理屈こいた話はこの位にして、ぶっちゃけどうするか... 問題が発覚したらちょっと後戻りして総復習から開始。

①まずは絵カードなどを使って練習を積み、差概念の獲得。(数える順序は完全に子供に合わせる)

②問題を出し、解かせることはせず、問題を式にさせる。

③問題を出し、絵は使わず、学校のやり方(棒などを使って左から)に合わせて練習。

④棒などの補助ツールをなくす。 まずは「10迄の数桁-1桁」が定着してから「2桁-1桁(繰り下がりなし」)に移行。

ま、すごく中庸的なやり方だけど、学校というのも無視できない存在だから こうするかなあ。

このエントリーをはてなブックマークに追加

身近な自由研究ネタ(3) 手作り編TOP自由研究や工作の材料調達に便利なお店




▲このページのトップに戻る
▲なぜか学習指導へ戻る