狸穴通信 狸穴猫の野次馬的こだわりワールド

スフレチーズケーキ

スフレチーズケーキは意外に簡単!

ふわっとした口当たりのスフレチーズケーキはチーズケーキの中でも定番の人気もの。日本でチーズケーキが普及する原動力になったのも、スフレチーズケーキの役割が大きかったように思います。

ここでご紹介するスフレチーズケーキは非常に生地が安定していて作りやすく、生クリームもバターも入らない、スフレチーズケーキとしては比較的低カロリーなタイプだと思います。

実は...知っていたスフレチーズケーキのレシピは生地に生クリームが入るものだったのですが、ふと作ろうと思い立ったとき、生クリームがなかったんです。それで知っていたスフレチーズケーキのレシピにちょっと変更を加えて試作したのがきっかけでできたレシピなんです。

材料がシンプルなので気軽に作れます。

お友達との集まりなどでは、「チーズケーキ焼いてきたよ」で盛り上がることうけあいの一品です。

スフレチーズケーキ 材料とつくりかた

このスフレチーズケーキの生地は安定性の高い生地なので神経質に作る必要はないです。

卵白をしっかりつやつやに泡立てることが成功のポイントです。泡立て用のボールと泡立て器に油分が付着していないことをしっかりチェックして、がんばって泡立ててください。(卵白は油分が微量でも入るとてきめんに泡立ちにくくなります)

材料(直径18センチの丸型1台分)

  • 薄力粉         40g
  • 牛乳           200cc
  • クリームチーズ    120g
  • 卵黄           2個分
  • ブランデー       20cc
  • 卵白           5個分(180cc)
  • 砂糖           100g
  • バター          少々(型塗り用)
  • ラム酒付けレーズン(好みで) 適宜 
  • 【仕上げ用】
  • アプリコットジャム     適宜
  • ブランデー         適宜

準備

  1. 湯煎焼きなので型は底の抜けないものを用意する。(底の抜ける型しかない場合はこちらを参照
  2. 天板に敷くタオル敷いて湯を張るので、そのタオルを用意する。薄手でたたんで天板に敷いたときに2.3枚重ねになる程度のもの。(タオル地のおしぼり2まい重ねで使うと便利)
  3. オーブンは天板を入れ、200度に予熱しておく。
  4. 型にはバターをしっかり塗る(できるだけ厚めに!型を冷やしておくと作業しやすい、夏場はバターを塗ったあと一旦冷蔵庫に!)
  5. クリームチーズは室温で充分柔らかくしておく。
  6. 湯煎用の湯を沸かしておく。
  7. (好みで)ラム酒漬けレーズンを型の底にばらまいておく

つくりかた

  1. ボウルでクリームチーズと、小麦粉を泡立て器で荒く混ぜ、牛乳少量ずつ加えてなめらかにのばす。
  2. 1)を鍋に移し、木べらでよくかき混ぜながら中火で煮て、とろみがついたら(カスタードクリームの仕上がりより若干固め、出来上がりのシュー生地より少し柔らかいくらいのとろみ)火から下ろし、卵黄を加えてよく混ぜ、さらにブランデーを加える。良く混ざったら、次の作業までに膜が張らないように牛乳小さじ1(分量外)を表面にスプーン等で表面にのばして、荒熱が取れるまで冷ましておく
  3. 卵白をボウルに入れ、初めに砂糖ひとつまみを入れて泡立て始め、全体が白っぽくなったら残りの砂糖を3回に分けて加え、角が立つまで泡立て、しっかりしたメレンゲを作る。
  4. 2)に3)のメレンゲを1/3量ずつ3回にわけて混ぜる。1回目はとことんしっかり混ぜ、2、3回目はふんわり切るように混ぜる。
  5. 4)の生地を型に流し、台の上でトントンと軽く落として気泡を抜き、へら等で表面をならし、縁などについた生地は丁寧にぬぐい取る
  6. 天板にタオルを敷いて湯を天板の高さの半分程度張り、生地を流した型をのせる。
  7. オーブンの中段で200度で7~10分程度焼き、表面が若干膨らみ、うっすらと色が付いてきたら180度に温度を下げてさらに7~10分焼き、高さがはじめの生地の2倍程度に膨らんだら160度に温度を下げ、さらに10分程焼く。
  8. 焼き上がったら充分さまし、充分生地が沈んでから(はじめの生地の高さまで沈むのだが、これで大丈夫です)冷蔵庫で芯までしっかり冷やす。
  9. 芯まで冷えたら型の底を湯で温めて型から抜く、(手で持とうとしても崩れやすいのでラップを敷いた平らなパットや板に逆さにあけ、その後で皿に返すと崩れない。)
  10. アプリコットジャムを裏ごししてブランデーを加えて煮立てたものを表面に塗って仕上げる。

焼いている最中に表面が若干割れることがありますが、焼いた後沈む生地なので少しくらいなら気にしなくても仕上がり時には気にならない程度になってしまう。型にバターを塗るとき型の方を冷やしておいてたっぷりめに塗ること、一回り大きい型を使って高さを低めに焼くことで回避できます。

一回り大きめの型を使い、2センチ程度のスポンジを底に敷いてから生地を流すとボリュームアップの上にちょっと切り分けやすくなるので、これもおすすめ。

ブランデーを使いたくない場合は、牛乳をブランデーの分だけ量をふやして下さい。

底の抜ける型しかない場合は底の部分に湯煎用の湯が入り込まないようにアルミホイルでがっちり覆っておけばOKです。(実はこの方が後の型抜きが楽だったりします)

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投稿者:狸穴猫


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